Q1.福島労災病院を選んだきっかけ
父がくも膜下出血で入院した際に、看護助手という仕事があることを知り、良い仕事だなと思っていました。人と関わることが好きだったので、前職は接客業に就いており、出産後も人と関わる仕事がしたいと職を探しをしていましたが、子どもを預ける保育園もなかなか決まらず、どうしたら良いかと考えていました。そんな時に当院の看護助手の求人を見つけて、人と接する仕事で託児所も完備されているということに魅力を感じ応募しました。
Q2.看護助手という仕事について思うこと
看護の知識もある程度身に付けられるので私生活でも生かされています。看護助手は患者さんやそのご家族と直接的に関わるだけでなく、看護師をはじめ、病院内で働くさまざまな職種の方のサポートも行う重要な職業だと感じています。細かい物品などの準備から発注などの緻密な業務や、検査に必要な備品等も把握しなければならず、覚えることがたくさんあることは大変だと感じることもありますが、こんなに多くの人に感謝される仕事はないと思うとやりがいもひとしおです。人と関わることが好きな人であれば、きっと長く続けられる仕事だと思います。
Q3.現在の業務内容について
病棟看護助手として、入院患者さんの食事の介助やベッドのシーツ交換、検査室へ車椅子で誘導するほか、看護師と一緒に入浴の介助などを行っています。また備品の補充や発注なども行います。
Q4.福島労災病院の魅力
託児所を完備するなど子育て支援が充実しています。託児所の利用者は10人程度なので保育も行き届いており、子どもに何かあればすぐ電話で知らせてもらえる環境です。職員の皆さんも子育てをしている人が多いので、子どもの行事などで休みを取得する際や体調不良で急な休みをもらう際も理解があり助かっています。いろいろな職種がそうですが、職員間のコミニケーションが取れているので、しっかりと連携が図れていると感じていますし、そういうところが魅力だと思っています。
また当院には厚生会という充実した福利厚生制度があり、私は嘱託ですが正職員と変わらない福利厚生を受けることができています。
Q5.印象に残っているエピソード
入院される患者さんが治療を受け、日に日に回復していく姿を見ること、その後無事に退院となり、外来で元気な様子で声をかけてもらえることがとてもうれしく、自身の頑張ろうというモチベーションになっています。また、何度も入院している患者さんには少しでも気持ちよく入院してきていただけるように、病床のベッドマットを事前に把握して準備しておくようにしています。それに気づいた患者さんから感謝された時は、頑張って続けていてよかったなと思えました。
Q6.1日のスケジュール
- 8:15
- 始業
ミーティング
薬品カートの返却、物品の洗浄
- 9:00
- 入院セットの補充、清拭の準備
- 9:30
- 物品補充、環境整備
- 10:30
- 薬品の受領、検査等への移送
環境整備、ベッドメイキング
- 12:15
- 昼休み
- 13:00
- 物品の洗浄、消耗品など物品の補充
車椅子、ストレッチャーの点検・清掃、
デイルームの清掃
検査等への移送
- 16:30
- 退勤
Q7.今後の目標
入院患者さんは心が弱っている場合もあるので、少しでも不安が取り除けるよう、常に笑顔でいることを心がけています。これからも医療従事者としての自覚を持ちながら患者さんに必要とされる看護助手になっていきたいです。また、常に患者さんの様子を見て変化に気づき、すぐに対応できる能力を身につけていきたいですし、より臨機応変に動けるよう判断力を養っていきたいと思っています。